環境省は、「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(外来生物法)施行令の一部を改正する政令」が、平成27年1月9日に閣議決定されたと公表した。これは、特定外来生物等専門家会合の委員からの意見を踏まえ、日本国内の生態系等に被害を及ぼすおそれがあると判定された生物(ツマアカスズメバチ)を、特定外来生物に加えるため、外来生物法施行令を改正するもの。今回特定外来生物に追加されたのは、平成24年に長崎県対馬市において国内で初めて確認されたヴェスパ・ヴェルティナ(ツマアカスズメバチ)。同政令は、平成27年3月1日に施行される。