環境省は、平成27年度二酸化炭素回収機能付き廃棄物発電検討事業を公募すると発表した(公募期間:平成27年3月24日~4月20日12時必着)。同事業は、二酸化炭素回収機能を組み合わせた高付加価値な廃棄物発電の導入に向けて、廃棄物発電施設に二酸化炭素分離回収設備を追設し、廃棄物焼却排ガスからの最適な回収プロセスを検討するとともに採算性を分析することを目的としたもの。対象者は、民間団体、地方自治体等。対象事業の要件は、1)廃棄物焼却排ガス中の二酸化炭素を分離回収する設備であること、2)廃棄物発電施設に追設するものであること、3)廃棄物焼却排ガス、分離回収ガス及び二酸化炭素分離回収液のモニタリング又はサンプリングが可能な設備であること、となっている。