兵庫県は、「住民協働による小水力発電復活プロジェクト推進事業」のうち、立ち上げ時の取組支援について、追加募集を開始すると発表した(募集期間:平成27年9月11日~10月5日)。県内の再生可能エネルギーの導入は、瀬戸内地域を中心とした豊富な日射量を活かせる太陽光発電が大半を占めている一方、小水力発電は安定した発電量や収益は見込めるが、事業化までのステップが多く、導入コストが高額なため導入が進みにくい状況にある。そこで、今回、小水力発電による地域活性化を推進する地域団体等が、小水力発電の事業化に向けて実施する立ち上げ時の取組に要する経費に対して補助を実施する。対象事業は、勉強会、先進地視察、ポテンシャル調査・現地指導等である。同県では、平成27年10月下旬に補助事業を決定する予定という。