三菱重工業(株)とフランスの大手電力・ガス会社ENGIE社は、広範なエネルギー関連技術の開発で包括的協力に合意し、2015年10月5日に覚書を締結したと発表した。今回の協力の合意は、火力発電、原子力発電、再生可能エネルギー、分散電源などを広くカバーするとともに、電力供給におけるエネルギー効率の向上や資源利用の最適化、さらにはCO2排出削減などを実現する多様な革新的技術と、その継続的な運用に必要なメンテナンスなどのサービスを対象とするもの。両社はとくに、各地域の電力事情、環境規制などに応じた発電設備の効率向上とCO2排出削減を可能とする技術とサービスの開発に注力していく方針である。それらには、火力発電設備とその付帯設備の最適化、高効率ガスタービン市場の開拓、電力・熱・水素の複合生産、燃料電池、モニタリングシステムのほか、カーボンフリーの基幹電源としての原子力発電事業の推進、市場開拓など、広範な革新的ソリューションの開発が含まれているという。
情報源 |
三菱重工業(株) ニュースリリース
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機関 | 三菱重工業(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | フランス | 三菱重工業 | CO2排出量 | エネルギー | エネルギー効率 | 覚書 | 排出削減 | 技術 | 発電設備 | ENGIE社 |
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