国土交通省は、平成20年度エコシップマークの第1回認定事業者を発表した。同事業は、地球環境にやさしい海上貨物輸送を一定以上利用している荷主、物流事業者に対して、「エコシップマーク」の認定を行い、マークの表示によって環境にやさしい企業としてのイメージアップに役立てていくもの。認定基準は、原則100㎞以上の航路(沖縄、離島、青函航路を除く)において、1)海上貨物輸送量(トンキロ)20%以上を利用した者、2)前年度に比べ、海上貨物輸送量(トンキロ)のシェアが10%以上改善した者、3)海上貨物輸送を利用してCO2排出量を10%以上削減した者であること。今回は、荷主12者及び物流事業者13者が認定された。各取り組みで海上輸送される貨物としては、冷凍品、芳香剤・防虫剤、包装機械・IT関連機械、繊維加工品、古紙、紙製品、住宅部材、家具、自動車などがある。