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 (株)カネカ、薄膜系太陽電池の生産能力を80MW増強し150MWへ

発表日:2008.12.25


  (株)カネカは、2010(平成22)年夏稼働に向けて、変換効率12%のハイブリッド技術を使った薄膜系太陽電池の生産能力を80メガワット(以下、MW)増強し、150MWとすることを正式に決定した。同社の100%出資子会社であるカネカソーラーテック(株)(KST)に新設備を増設する。KSTでは、薄膜系で世界最高水準となる変換効率12%のハイブリッド技術を使った太陽電池セルの商業生産を2008年4月より開始し、順次出荷している。今般、独自開発による設備費の大幅低減、独自の製膜技術による製造ラインの生産性大幅向上、使用部材のコストダウンや基板の大面積化など様々なプロセス革新を進め、製造コストについて、ワット当たり100円を早期に実現できる大幅なコストダウンの目処が立った。今回増強分(80MW)の全量を変換効率12%ハイブリッド型とし、これを実証プラントとして更なる能力拡大を目指すという。

情報源 (株)カネカ ニュースリリース
機関 (株)カネカ
分野 地球環境
キーワード 太陽電池 | カネカ | 薄膜系 | 生産能力 | カネカソーラーテック
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