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 (株)カネカ、薄膜系太陽電池の国内住宅市場向けの事業展開を強化

発表日:2009.07.17


  (株)カネカは、薄膜系太陽電池の国内住宅市場向けの事業展開を強化すると発表した。同社は、薄膜系太陽電池の販売について、これまで欧州向けの輸出が大部分であったが、日本政府の太陽電池設置優遇策がスタートすることにより、今後日本国内の住宅市場の大きな伸びが期待されることに対応する。具体的には、屋根に太陽電池を据え置く形(据置型)に加え、太陽電池を屋根に組み込んだ建材の形(建材一体型)での販売などを積極的に展開。特に建材一体型の薄膜系太陽電池は、住まい全体のイメージを損なうことなく様々な屋根形状に対応が可能で、屋根の代替としての機能も充分発揮される。また、販売体制については、従来から取引のある大手ハウスメーカーへの展開を強化する一方、住宅用断熱材である発泡ポリスチレンボードの全国にわたる充実した販売ネットワークを活用して、ハウスメーカーやハウスビルダーなど各地の工務店への展開を加速するという。

情報源 (株)カネカ ニュースリリース
機関 (株)カネカ
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | 太陽光発電 | 太陽電池 | 住宅 | カネカ | 薄膜系 | 据置型 | 建材一体型 | ハウスメーカー
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