国土交通省は、平成27年度(第2回)サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)の採択プロジェクトを決定したと発表した。同事業は、サステナブル性という共通価値観を有する省エネ・省CO2や木造・木質化による低炭素化に係る先導的な技術の普及啓発に寄与する住宅・建築物のリーディングプロジェクトとなる住宅・建築プロジェクトを公募し、予算の範囲内において、整備費等の一部を補助し支援するもの。省CO2先導型では、1)住宅及び住宅以外のオフィスビル等の建築物の新築、2)既存の住宅・建築物の改修、3)省CO2のマネジメントシステムの整備、4)省CO2に関する技術の検証、が対象となる。今回、平成27年9月15日から10月26日まで公募を実施したところ、19件の応募提案があり、審査の結果、12件のプロジェクトを採択した。プロジェクトの建物種別ごとの件数は、建築物(非住宅)6件(うち、一般部門8件、中小規模建築物部門1件)、共同住宅1件、戸建住宅2件であった。