長野県は、小海県有林で取得したオフセット・クレジット(J-VER)を購入した1社に、平成28年3月22日に協力企業認証書を贈呈すると発表した。J-VERは、温室効果ガスの排出削減・吸収量を販売可能なクレジットとして認証する環境省の制度。同県では、小海県有林の森林整備による二酸化炭素吸収量について認証を受け、取得したクレジットを環境貢献に取り組む県内外の企業や団体に広く販売している。今回認証書を受け取るのは、(株)クリーンビジネスの1社で、12t-CO2のクレジットを購入している。同クレジットを杏の加工商品1つにつき3kg、杏の木オーナー制度で1本につき300kgを付加することで、商品の製造過程及び杏の木の保育作業により生じるCO2排出量をオフセットする。なお、認証を受けた1,207t-CO2のクレジットのうち、これまでの販売量は1,080t-CO2となっている。同県では、販売収入について、今後の県有林の森林整備に活用するという。
情報源 |
長野県 プレスリリース
長野県 プレスリリース(PDF) 長野県 小海県有林J-VER |
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機関 | 長野県 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | CO2 | 温室効果ガス | 森林整備 | カーボン・オフセット | オフセット・クレジット | J-VER | 排出削減 | 県有林 | 長野県 |
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