兵庫県は、新たに津波対策や老朽化対策を位置づけた「淡路沿岸海岸保全基本計画(変更)」の内容を発表した。平成14年8月に策定した「淡路沿岸海岸保全基本計画」は、安全で快適な生活空間を守りつつ、淡路沿岸の貴重な自然や景観を保全し、多様な利用の要請にも応えられるよう、長期的な視点に立って淡路沿岸における海岸施設の整備方針等をとりまとめたものである。今回、平成26年6月の海岸法の改正、平成27年2月の海岸保全基本方針の変更を踏まえて、計画を変更した。新たに盛り込まれた施策は、1)海岸の防護:高潮や侵食の被害を防止するための防潮堤の整備、越流を防ぐための防潮堤や津波防波堤の整備等、2)海岸環境の整備及び保全:海岸生態系、陸域生態系の保全・回復、沿岸の景観の保全等、3)公衆の適正な利用の促進:歴史・文化資源の保全、海岸利用の利便性向上と体験学習の場づくり、自然公園内施設の活用等となっている。
情報源 |
兵庫県 記者発表資料
兵庫県 記者発表資料(PDF) 兵庫県 「淡路沿岸海岸保全基本計画(変更)」の決定及び県民意見提出手続(パブリック・コメント手続)の実施結果について |
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機関 | 兵庫県 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 生態系 | 計画 | 環境保全 | 兵庫県 | 自然環境 | 景観 | 海岸保全 | 海岸侵食 | 津波 | 淡路島 |
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