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 東京都、「伊豆小笠原諸島沿岸海岸保全基本計画」を改定

発表日:2017.04.27


  東京都は、「伊豆小笠原諸島沿岸海岸保全基本計画」を改定した。同計画は、対象範囲(伊豆小笠原諸島および沖ノ鳥島)ごとに、3つの観点(防護、環境、利用)における海岸保全に関する基本的な事項等をまとめたもの。当初計画の策定(平成15年7月)から13年が経過したことなどから、地元自治体等の意向、津波防護に関する検討委員会の結果やパブリックコメントの結果などを踏まえた見直しが行われた。伊豆小笠原諸島については、地域と一体となった津波対策の推進、ウミガメの産卵場や景観に配慮した取組活動への支援、海水浴場の存在や観光レクリエーション利用の促進等が示されている。一方、沖ノ鳥島については、小島やリーフの保全、サンゴ礁周辺の生態系の保全、研究目的の利用などが盛り込まれている。なお、海岸保全施設の整備については、神津島と父島のゾーニングなどの修正が行われ、国土交通省事務連絡に基づく維持管理及び修繕に関する事項が追加された。

情報源 東京都 報道発表資料
機関 東京都
分野 自然環境
キーワード 小笠原諸島 | 生態系 | 東京都 | 計画 | サンゴ礁 | 海岸保全 | 津波 | 伊豆諸島 | 沖ノ鳥島 | ウミガメ
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