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 環境省、「硝酸性窒素等による地下水汚染対策マニュアル」を公表

発表日:2016.05.19


  環境省は、「硝酸性窒素等による地下水汚染対策マニュアル」を公表した。硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素(以下、硝酸性窒素等)は、全国的に地下水汚濁に係る環境基準項目の中で最も超過率(環境基準超過があった井戸数の割合)が高く、環境基準を超過した状態が長期化しており、地域における対策が急務となっている。一方、水循環基本法に基づく「水循環基本計画」では、地下水に関する課題についての共通認識の醸成、地下水の利用や挙動の実態把握とその分析・可視化、保全(量・質)、涵養、採取等に関する地域の合意やその内容を実施する「地下水マネジメント」を計画的に推進することが求められている。今回のマニュアルは、地域における硝酸性窒素等による地下水汚染対策の推進を技術的に支援するため、これまでに作成した硝酸性窒素等に係るマニュアルや指針等を総合して、新たな知見や情報等を追加・更新するとともに、構成等を再編集したもの。第Ⅰ編で硝酸性窒素対策のための技術を中心としたマニュアル、第Ⅱ編で硝酸性窒素対策に関連する種々の参考資料を記載している。

情報源 環境省 報道発表資料
環境省 硝酸性窒素等による地下水汚染対策マニュアル(PDF)
機関 環境省
分野 健康・化学物質
水・土壌環境
キーワード 地下水汚染 | 環境省 | マニュアル | 環境基準 | 硝酸性窒素 | 亜硝酸性窒素 | 水循環基本法 | 地下水マネジメント
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