環境省は、平成28年度環境配慮型CCS(CO2回収・貯留)実証事業の公募を開始すると発表した(公募期間:平成28年6月2日~23日17時必着)。CCSの実用化は、日本の温室効果ガス削減長期目標の達成に向けて、重要な取組である。特に、一度建設されると長期間に渡ってCO2を排出することが見込まれる石炭火力発電所等の大規模排出源において、環境影響に配慮しつつ、CCS技術を実証し、日本に適した円滑なCCS導入手法を取りまとめることが重要と考えられる。今回の事業では、石炭火力発電所でのCCS技術の実証を行い、その結果を踏まえて、日本に適した円滑なCCS導入手法を取りまとめることで、地球温暖化対策の強化に貢献することを目指す。対象者は、民間団体、公的研究機関、大学等。同省では、審査委員会によるヒアリング審査等を行い、平成28年6~7月に採択課題を決定する予定という。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | CCS | 環境省 | 温室効果ガス | 実証 | 環境配慮型 | CO2回収・貯留 | 石炭火力発電所 |
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