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 アジアにおけるGHGインベントリ整備WS第20回会合

発表日:2023.07.07


  環境省と国立環境研究所は、北海道苫小牧市で開催された「アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関するワークショップ第20回会合(WGIA20)」の成果を公表した(開催期間:2023年6月26日~29日)。今回の会合には、WGIAメンバー国14か国のほか、米国、バングラデシュ、国際機関、研究者等の総計86名が参加した。温室効果ガスインベントリ(排出・吸収目録)の相互学習を行うとともに、途上国が提出した国別報告書(NC)と隔年更新報告書(BUR)に含まれる最新の温室効果ガスインベントリに加え、パリ協定における強化された透明性枠組(ETF)に基づく新たな報告形式やツールについて議論を行った。また、2024年に最初の提出期限を迎える隔年透明性報告書(BTR)に向けた温室効果ガスインベントリの作成スケジュールについてグループワーク形式で検討し、二酸化炭素回収・貯留(CCS)のインベントリへの反映方法等について技術的な議論等を行った。こうした取組を通じて、透明性枠組に関する参加国の能力向上支援と、地域間のネットワークの更なる強化が図られたという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省 国立環境研究所
分野 地球環境
キーワード CCS | 環境省 | 温室効果ガス | 国立環境研究所 | アジア | 苫小牧市 | パリ協定 | GHGインベントリ | BUR | ETF
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