鹿児島県は、平成27年度のダイオキシン類の排出調査結果を公表した。同県では、廃棄物焼却炉や廃棄物最終処分場からのダイオキシン類の排出実態を把握し、ダイオキシン類対策を円滑に進めるため、ダイオキシン類対策特別措置法に基づき、ダイオキシン類に係る排出調査を実施している。平成27年度は、廃棄物焼却炉7施設で排出ガスを、廃棄物最終処分場8施設で放流水・地下水を調査した結果、廃棄物焼却炉1施設で排出基準を超過していた。なお、超過施設は、使用の休止・設備の改善補修を行い、平成28年3月に排出基準に適合することを確認した上で、使用を再開している。