環境省は、長崎県で計画されている「(仮称)五島福江島風力発電事業に係る計画段階環境配慮書」について、平成29年1月27日付けで経済産業大臣に対し環境大臣意見を提出した。同事業は、(株)レノバが、長崎県五島市福江島において、最大で総出力38,500kW(2,000~3,850kW級×最大10基)の風力発電所を設置するもの。事業実施想定区域の周辺は、西海国立公園に指定されているほか、保安林等が存在している。また、福江島の南西部(大瀬崎)はハチクマ等の渡り鳥の集結地となっている。さらに、同区域の近隣には複数の住居等が存在している。今回の環境大臣意見では、風力発電設備等の配置等を検討するに当たり、1)騒音等や風車の影による生活環境への影響を回避又は極力低減すること、2)土地の改変及び土砂や濁水の流出等による自然環境及び水環境への影響を回避又は極力低減すること、3)鳥類に関する調査を適切に実施し、渡りの経路を明らかにするとともに、その結果を踏まえること、等を求めている。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 自然環境 大気環境 水・土壌環境 環境総合 |
キーワード | 風力発電 | 環境省 | 騒音 | 水環境 | 環境影響評価 | 鳥類 | 長崎県 | 環境大臣意見 | 環境配慮書 | レノバ |
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