環境省は、三重県で計画されている「(仮称)三重布引風力発電事業に係る計画段階環境配慮書」について、平成29年9月26日付けで経済産業大臣に対し環境大臣意見を提出した。同事業は、(株)レノバが、三重県津市、亀山市及び伊賀市にまたがる尾根部(事業実施想定区域面積:約640ha)において、最大で総出力67,500kW(4,500kW×最大15基)の風力発電所を設置するもの。今回の環境大臣意見では、1)事業実施想定区域と重複した区域において風力発電事業を計画している他事業者と速やかに協議・調整等を行い、適切な事業実施区域を設定した上で、環境影響評価を実施すること、2)騒音や風車の影による生活環境への影響を回避又は極力低減すること、3)複数案の比較・検討に基づく既存道路の活用等により土地の改変量を最小限に抑えるなど、動植物の生息・生育環境への影響を回避又は極力低減すること、4)周辺に生息する鳥類への影響を回避すること、等を求めている。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 自然環境 大気環境 水・土壌環境 環境総合 |
キーワード | 風力発電 | 環境省 | 騒音 | 環境影響評価 | 鳥類 | 三重県 | 環境大臣意見 | 環境配慮書 | 土地改変 | レノバ |
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