福島県は、2014年度(平成26年度)の県内における温室効果ガス排出量を公表した。これによると、2014年度の温室効果ガス総排出量は1,751万t-CO2で、基準年度である1990年度と比較すると20.3%上回っていた。前年度と比べると3.3%の減少となり、総排出量の大部分を占めるCO2の排出量は3.4%の減少となった。その主な要因としては、省エネ等によるエネルギー使用量の減少や、東北電力の新潟・福島豪雨で停止していた水力発電所の運転再開等による、電気使用量に係るCO2排出係数の改善などが挙げられている。また、2014年度の森林吸収による削減量(172万t-CO2)及び東北電力の調整後排出係数による増加量(2.9万t-CO2)を合計すると、総排出量は1,582万t-CO2となり、基準年度と比較すると8.7%上回った。
情報源 |
福島県 温室効果ガス排出量算出結果(2014)
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機関 | 福島県 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 排出係数 | 温室効果ガス | CO2排出量 | 水力発電 | エネルギー使用量 | 福島県 | 森林吸収量 |
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