鹿児島県は、同県内における平成25(2013)年度の温室効果ガス排出量を公表した。同県では、平成23年3月に「鹿児島県地球温暖化対策実行計画」を策定し、県民・事業者・環境保全活動団体・行政等がそれぞれの役割に応じ、連携を図りながら地球温暖化対策を総合的かつ計画的に進めている。今回、平成25年度の温室効果ガスの総排出量は1,646万トン-CO2となった。前年度(2012年度)と比べると、産業部門や運輸部門におけるエネルギー消費量の減少によりCO2排出量が減少し、また農業分野におけるメタン排出量が減少したこと等により、2.1万トン-CO2(0.1%)減少した。また、1990年度と比べると、世帯数や大規模商業施設・自動車保有台数の増加や電化製品の普及、火力発電の増加による化石燃料消費量の増加等により、467.3万トン-CO2(39.6%)増加した。さらに、森林によるCO2吸収量は150.4万トン-CO2(前年度比2.9%増加)で、これを差し引いた総排出量は1,495.6万トン-CO2となった。
情報源 |
鹿児島県 2013年度(H25)本県の温室効果ガス排出量(PDF)
鹿児島県 鹿児島県地球温暖化対策実行計画の進捗管理 |
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機関 | 鹿児島県 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 火力発電 | 地球温暖化 | 温室効果ガス | CO2排出量 | 実行計画 | 鹿児島県 | 森林吸収量 | エネルギー消費量 |
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