福島県は、2011年度(平成23年度)の県内における温室効果ガス排出量を公表した。これによると、2011年度の温室効果ガス総排出量は、1,683万t-CO2で、基準年度である1990年度と比較すると10.6%上回っていた。前年度と比べると約16トン増加しており、その主な要因として、電気使用量が14.9%減少したものの、東日本大震災の影響により、火力発電用の化石燃料消費量が増加したことで排出係数が上がったことを挙げている。また、2011年度の森林吸収量(216万7千トン)及び京都メカニズム等を活用した東北電力の調整後排出係数を用いた削減量(1万3千トン)を差し引くと、総排出量は1,465万トンとなり、基準年度比96.3%(3.7%減)となった。
情報源 |
福島県 温室効果ガス排出量算出結果(2011)
|
---|---|
機関 | 福島県 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | CO2 | 排出係数 | 温室効果ガス | 京都メカニズム | 化石燃料 | 福島県 | 電気使用量 | 森林吸収量 |
関連ニュース |