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 政府、カルタヘナ法の一部を改正する法律案を閣議決定

発表日:2017.02.28


  環境省は、カルタヘナ法(遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律)の一部を改正する法律案が、平成29年2月28日に閣議決定されたと公表した。平成22年、カルタヘナ議定書第5回締約国会議で「バイオセーフティに関するカルタヘナ議定書の責任及び救済に関する名古屋・クアラルンプール補足議定書」(以下、補足議定書)が採択された。補足議定書では、国境を越えて移動する改変された生物により損害(生物多様性への著しい悪影響)が生ずる場合に、生物多様性の復元等の対応措置をとること等を締約国に求めている。今回、補足議定書の的確かつ円滑な実施を確保するため、カルタヘナ議定書の国内担保法であるカルタヘナ法について、1)生物多様性に係る損害の回復を図るために必要な措置の命令、2)罰則の規定、3)命令の要件や想定される措置等を規定するために主務大臣が公表する基本的事項等が追加された。施行期日は、補足議定書が日本について効力を生ずる日である。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 生物多様性 | 環境省 | カルタヘナ議定書 | 遺伝子組み換え生物 | カルタヘナ法 | 補足議定書
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