J-クレジット制度管理者は、平成29年3月22日に開催した第22回J-クレジット制度認証委員会の結果を公表した。J-クレジット制度は、省エネルギー設備の導入や再生可能エネルギーの活用による温室効果ガスの削減量や適切な森林管理による温室効果ガスの吸収量をクレジットとして国が認証する制度。認証されたクレジットは、売買することができ、低炭素社会実行計画の目標達成やカーボン・オフセットなど、様々な用途に活用できる。また、クレジット代金は、クレジット創出者に還元され、更なる温室効果ガス削減の取組等に活かすことができる。今回、プロジェクト登録の申請があった19件のうち18件を登録し、プロジェクトの登録件数は累計で208件となった。また、認証申請のあった50件(450,690t-CO2)のプロジェクトについて認証を行い、J-クレジットの認証回数は累計で349回(2,423,393t-CO2)となった。