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 JFEエンジニアリングなど、シンガポールでシャフト式ガス化溶融炉の共同研究を本格化

発表日:2017.04.14


  JFEエンジニアリング(株)とシンガポール南洋理工大学(NTU)は、シャフト式ガス化溶融炉の実証プラント建設を開始し、2016年7月に締結した「ガス化溶融炉を用いた共同研究契約」に基づく取組を本格化する。ガス化溶融炉は、ごみを高温でガス化・溶融することにより、灰を排出することなくスラグ・メタル等の資源に変えることができる特長を有している。そのため、灰を埋め立てる必要のない次世代の廃棄物処理技術として注目されている。今回、NTUは、処理規模11.5t/日の実証プラント(シンガポール国トゥアス工業団地内)の建設工事をJFEエンジニアリングに発注した。2018年末(予定)の竣工後は、実証試験に移行し、1)バイオマス燃料による石炭コークスの代替、2)一般廃棄物と焼却灰等の混焼、3)灰溶融スラグの再資源化の検討を行うという。

情報源 JFEエンジニアリング(株) ニュースリリース
機関 JFEエンジニアリング(株)
分野 ごみ・リサイクル
キーワード バイオマス燃料 | 廃棄物処理 | 焼却灰 | シンガポール | 再資源化 | JFEエンジニアリング | 南洋理工大学 | スラグ | ガス化溶融炉
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