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 三菱重工など、発電出力を増大させた洋上風力発電設備を開発

発表日:2017.06.14


  三菱重工業(株)とデンマークのヴェスタス社との洋上風力発電設備専業合弁会社(MHIヴェスタス)は、定格出力8,000kWの洋上風力発電設備を9,500kWまで高出力化した新モデルを開発したと発表した。ベースモデルの発電設備は、英国バーボバンク洋上風力拡張プロジェクト(32基、25万6,000kW級)向けですでに商用運転を開始している。また、定格出力を9MWに増大させたモデルは、2016年12月にデンマーク北部のウスタイル試験場で実施された陸上実証運転により、24時間での発電量21万6,000kWhを記録した。今回のモデルは、ベースモデルのプラットフォーム(海上作業構台)を継承し、ギアボックスの再設計および冷却機構の改良など最小限の設計変更で発電出力の増大を実現した。発電出力を増やすことで、さらなる発電原価の低減に貢献するという。

情報源 三菱重工業(株) ニュースリリース
機関 三菱重工業(株)
分野 地球環境
キーワード 風力発電 | 三菱重工業 | デンマーク | 発電量 | 洋上 | ヴェスタス社
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