環境省は、瀬戸内海における藻場・干潟分布状況調査(中部海域)の結果を公表した。同調査は、瀬戸内海の藻場・干潟の保全・再生・創出等を図るため、平成27年度から29年度の3年間で瀬戸内海全域における藻場・干潟の分布域及び面積を調査するもの。衛星画像の解析及び現地調査の実施により、5mメッシュごとに藻場・干潟の有無を分析するため、既往調査と比較して、より詳細な分布域を抽出することができる。平成28年度に調査を行った瀬戸内海中部(備後灘、燧灘、安芸灘、広島湾、伊予灘)では、藻場面積は6,272ヘクタール(東京ドーム約1,340個分)、干潟面積は3,385ヘクタール(同約720個分)となった。また、一部エリアにおける経年変化の試算の結果、既往調査(平成元~2年)と比較して、今回調査(平成28年度)では、藻場面積は約17%、干潟面積は約5%の増加が見られた。平成29年度は、西部海域(周防灘、豊後水道、響灘)において調査を進めており、とりまとめ次第、結果を公表するという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
環境省 瀬戸内海における藻場・干潟分布状況調査について |
---|---|
機関 | 環境省 |
分野 |
自然環境 水・土壌環境 |
キーワード | 環境省 | 藻場 | 瀬戸内海 | 干潟 | 衛星画像 | 燧灘 | 広島湾 | 備後灘 | 安芸灘 | 伊予灘 |
関連ニュース |
|