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 環境省、「今後の瀬戸内海の水環境の在り方の論点整理」について発表

発表日:2011.03.18


  環境省は、「今後の瀬戸内海の水環境の在り方の論点整理」について発表した。この資料は、今後の瀬戸内海の水環境の保全を総合的に推進するために必要な助言を得ることを目的に平成22年9月に設置された「今後の瀬戸内海の水環境の在り方懇談会」において、関係各分野の有識者からのヒアリングや意見交換を行ってきた結果を取りまとめたもの。同資料では、瀬戸内海の価値や課題について挙げるとともに、今後の瀬戸内海の水環境保全の基本的な考え方として、「水質管理を基本としつつ、豊かな海へ向けた物質循環、生態系管理への転換を図る」「藻場、干潟、砂浜等の失われた沿岸環境と悪化した底質環境を回復させる」「白砂青松、多島美と評される瀬戸内海の自然景観及び文化的景観を保全する」など5つの視点を示し、この基本的な考え方を踏まえたうえで、今後の取り組みの方向性や内容について提案を行っている。同省では、今後、同論点整理について中央環境審議会瀬戸内海部会に報告する予定だという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 水・土壌環境
キーワード 生態系 | 物質循環 | 環境省 | 水質 | 環境保全 | 水環境 | 藻場 | 瀬戸内海 | 景観 | 干潟
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