環境省は、有明海北部海域における藻場・干潟分布状況調査の結果を公表した。同調査は、有明海及び八代海等の藻場・干潟の保全・再生・創出等を図るため、平成30年度に有明海北部海域において、衛星画像の解析手法を用いた藻場・干潟の分布状況調査したもの。画素(3m×3m)ごとに藻場・干潟の有無を分析するもので、従来の手法(ヒアリング等)と比較して、より詳細に分布域を抽出することができる。衛星画像の解析による有明海北部海域の藻場面積は0ヘクタール、干潟面積は13,112ヘクタールとなった。なお、同海域において、既往調査(第5回自然環境保全基礎調査(環境庁・平成9年度))でも藻場は確認されていない。干潟の分布状況の経年変化を把握するため、衛星画像の解析に加えて、既往調査と同様にヒアリングによる干潟の分布状況調査も実施し、平成30年度のヒアリング調査結果では既往調査(平成9年度)に比べ自然堆積等により約6%増加したという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
自然環境 水・土壌環境 |
キーワード | 環境省 | 藻場 | 干潟 | 衛星画像 | 有明海 | 八代海 | 分布状況調査 | 自然環境保全基礎調査 | ヒアリング調査 | 有明海北部海域 |
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