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 静岡県、神奈川県と連携した夏季におけるVOC排出削減対策を実施

発表日:2017.07.14


  静岡県は、神奈川県と連携した夏季における揮発性有機化合物(VOC)排出削減対策を、平成29年6月1日から実施していると発表した。VOCは光化学オキシダントや微小粒子状物質(PM2.5)の原因物質であり、特に気温が高い夏季は揮発しやすい傾向にある。同県では、神奈川県と連携し、PM2.5や光化学オキシダント削減を図るため、6月1日から9月30日までの期間を「夏季におけるVOC排出削減対策期間」として位置付け、VOC排出削減に向けた様々な取組を行っている。取組内容は、VOC取扱者に対して、保管容器のこまめなフタ閉めによる作業環境の改善や、VOC排出抑制を考慮した低VOC製品の積極的な選定等の自主的取組を呼び掛ける。また、大気汚染防止法第2条第5項に規定するVOC排出施設に対する立入検査を強化する。さらに、夏季におけるVOC対策のためにVOC取扱者向けに作成したリーフレットの配布を行うほか、ホームページにおいて光化学オキシダント及びPM2.5の情報を提供している。

情報源 静岡県 記者提供資料
静岡県 夏季におけるVOC削減対策
静岡県 大気汚染常時監視システム
機関 静岡県
分野 健康・化学物質
大気環境
キーワード VOC | 揮発性有機化合物 | 光化学オキシダント | 微小粒子状物質 | PM2.5 | 神奈川県 | 大気汚染防止法 | 静岡県 | 夏季
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