福島県は、ふくしまレッドリスト(2017年版)を公表した。同県では、平成13年と平成15年に福島県内の絶滅のおそれのある種をリストにまとめた「ふくしまレッドリスト(2001-2003年版)」を作成した。今回の2017年版は、経済・社会活動の急激な拡大や東日本大震災の影響等により、野生動植物の生息環境等は大きく変化していることから、平成25年よりレッドリストの改訂調査に着手し、絶滅のおそれがある野生動植物について再度評価を行ったもの。掲載種数は、2001-2003年版と比較して278種増の1,302種となり、絶滅のおそれのある種(絶滅危惧Ⅰ類及びⅡ類)は、2001-2003年版と比較して232種増の599種となった。同県では、「福島県野生動植物の保護に関する条例」に基づき、公共工事等実施時における生息・生育情報を提供することにより、希少な野生動植物への配慮を行うために活用するという。
情報源 |
福島県 ふくしまレッドリスト(2017年版)について
福島県 ふくしまレッドリスト(2017年版)について(PDF:587KB) |
---|---|
機関 | 福島県 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 絶滅危惧種 | 保護 | レッドリスト | 生息環境 | 福島県 | 野生動植物 | 東日本大震災 |
関連ニュース |