大阪府は、大阪府レッドリスト2014を作成したと発表した。同府では、府内に生息・生育する野生動植物の現状を府民と共有し、豊かな自然環境の保全や野生動植物保護の資料とするため、平成12年(2000年)にレッドリストとそれらの生息・生育状況等をとりまとめた、大阪府レッドデータブックを「大阪府における保護上重要な野生生物」として作成した。今回、その後の研究の進展、生物多様性をめぐる認識の変化、府内の野生動植物の生息環境の変化などから、レッドリストを改訂し、大阪府レッドリスト2014として作成した。対象とする分類群に、新たにクモ類・海岸生物(無脊椎動物及び藻類)・その他淡水産無脊椎動物・コケ植物・菌類を追加。また、今後、環境変化についてモニタリングするにあたり注視すべき、地形・地質の重要地点44箇所や貴重な生態系を有する地域23箇所、希少な野生動植物が生息・生育し種の多様性が高い地域(生物多様性ホットスポット)55箇所を選定した。同府では、同レッドリストを配布するほか、ホームページに掲載するという。
情報源 |
大阪府 報道発表資料
大阪府 大阪府レッドリスト |
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機関 | 大阪府 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 生物多様性 | 生態系 | 大阪府 | 環境保全 | 自然環境 | 保護 | レッドリスト | 生息環境 | 野生動植物 | レッドデータブック |
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