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国環研、研究情報誌「環境儀」第67号｢遺伝子から植物のストレスにせまる─オゾンに対する植物の応答機構の解明｣を刊行
発表日：2018.01.12
国立環境研究所は、研究情報誌「環境儀」第67号「遺伝子から植物のストレスにせまる─オゾンに対する植物の応答機構の解明」を刊行した。光化学スモッグの原因となる光化学オキシダントの主成分であるオゾンは、ヒトを含む生物に対する毒性が強く、農作物の生育被害や森林衰退の原因にもなっている。今後予想されるグローバルな人口増加に対する食糧確保や気候変動下での環境保全にとって、オゾンの植物に及ぼす影響とそのメカニズムの解明はたいへん重要な研究課題である。同研究所では、この課題に遺伝子レベルで取り組んできた。今号では、これらの遺伝子レベルの研究について、その有効性や難しさ、面白さなどを紹介している。
