環境省は、平成30年度地域連携・低炭素水素技術実証事業を公募すると発表した(公募期間:平成30年2月2日~28日17時必着)。同事業は、水素の低炭素化と本格的な利活用(サプライチェーンの確立・普及)を通じ、中長期的な地球温暖化対策を推進することを目的とするもの。地域の再生可能エネルギー等を活用して水素を製造、貯蔵、輸送、供給し、燃料電池自動車や燃料電池等へ利用するまでの一貫した水素サプライチェーンの実証を、国内で行う。対象事業となる主な条件は、1)実証する個々の技術・システムは、開発済で、少なくとも導入実証が可能な成熟度である、2)事業開始時点で、実証事業地域が概ね決定しており、地方自治体との連携について合意が概ね得られている、3)実証する水素サプライチェーンが、高いCO2削減効果や他地域への波及効果を持つこと。同省では、審査委員会によるヒアリング審査等を経て、平成30年3月中に採択事業(1件程度)を決定するという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | 水素 | 地球温暖化 | 環境省 | 実証 | 燃料電池自動車 | サプライチェーン | 低炭素化 |
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