環境省は、北海道電力(株)の新得発電所建設計画に係る「環境影響評価準備書」に対する環境大臣意見を、平成30年5月15日付けで経済産業大臣に提出したと発表した。同計画は、北海道上川郡新得町において、既設の上岩松発電所(1号)を廃止撤去し、最大総出力21,300kWの水力発電所を設置するもの。1)工事等による河川への土砂、濁水の流出を回避するため、環境監視計画に基づく水質調査等を実施し、必要に応じて環境保全措置を講ずること。2)土捨場への捨土量を極力低減し、早期に法面等の植生回復を図ること。3)クマタカの営巣期の工事は避けるとともに、やむを得ず工事を行う場合は、環境監視計画に基づく生息、繁殖状況の調査を実施し、専門家等からの助言を踏まえて、追加的な環境保全措置を講ずること等を求めている。
情報源 |
環境省 報道発表資料
環境省 |
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機関 | 環境省 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 環境省 | 北海道電力 | 環境大臣 | 植生回復 | クマタカ | 経済産業大臣 | 水力発電所 | 環境影響評価準備書 | 環境監視計画 | 土捨場 |
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