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 環境省など、千葉県柏市におけるアカカミアリへの対応状況を公表

発表日:2018.06.11


  環境省は、千葉県柏市において特定外来生物のアカカミアリ(Solenopsis geminata)が確認され、防除を行ったことを公表した。平成30年5月30日、同市内の物流倉庫に搬入された貨物の中から、アリの死骸(約100個体)が発見された。その後、当該貨物の輸入業者が異物検査を進めたところ、トフシアリ属のアリであることが判明し、6月7日に輸入業者から柏市、千葉県生物多様性センター、千葉県自然保護課、関東地方環境事務所に結果が順次報告された。同年6月8日に千葉県生物多様性センターが発見地点周辺に粘着トラップとベイト剤(殺虫餌)を設置し、6月10日に専門家がアカカミアリ(種)であることを確認した。当該貨物は、平成30年5月19日に台湾の高雄(カオシュン)港で積み込まれ、5月24日に東京港で陸揚げされたコンテナの移送に伴い同地に搬入されたもので、一時留め置かれていた東京港ではアカカミアリと疑わしいアリは確認されていないという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 環境省 | 特定外来生物 | アカカミアリ | 東京港 | 種の同定 | ベイト剤 | 千葉県生物多様性センター | 関東地方環境事務所 | 高雄(カオシュン)港
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