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 環境省、岐阜県海津市内におけるアカカミアリの対応状況を公表

発表日:2019.10.08


  環境省は、岐阜県海津市の事業者倉庫で発見された特定外来生物アカカミアリ(Solenopsis geminata)への対応状況を発表した。令和元年9月15日に、バングラデシュのチッタゴン港で積み込まれ、愛知県飛島村名古屋港(飛島ふ頭)で陸揚げされ、10月5日に岐阜県海津市内の事業者倉庫に陸送されたコンテナ内で、アリ(約300個体)が発見された。事業者よから通報を受けた岐阜県西濃県事務所は、コンテナ及びその周辺に殺虫餌(ベイト剤)及び粘着トラップを設置し、同県より中部地方環境事務所に連絡した。当該アリについて、専門家による同定の結果、10月8日にアカカミアリであることが確認された。事業者は、当該コンテナの燻蒸消毒を実施した。また、中部事務所、西濃県事務所及び名古屋港管理組合が周辺状況や、飛島ふ頭の陸揚げ地点を調査したところ、疑わしいアリは確認されておらず、周囲に殺虫餌(ベイト剤)およびトラップ設置による調査を継続しているという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 環境省 | 特定外来生物 | 岐阜県 | 名古屋港 | アカカミアリ | 粘着トラップ | ベイト剤 | 中部地方環境事務所 | 海津市 | チッタゴン港
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