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 NEDO、酸性熱水(未利用地熱エネルギー)利活用技術の開発を促進

発表日:2018.11.06


  (国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「地熱発電技術研究開発(2013~2020年度)」において、「酸性熱水」の利活用に係る技術開発2テーマを新たに採択した。地熱発電で利用されている地下深部の熱水は通常pH6~8程度であるが、火山性ガスなどの作用によりpHが低い「酸性熱水」は地熱発電設備への腐食などを理由に未利用であった。今回、1)酸性熱水を利用した地熱発電システム実現に向けた耐酸性・低付着技術の研究開発(富士電機(株)、名古屋大学、(国研)海洋研究開発機構)、2)未利用地熱エネルギーの活用に向けた坑口装置(坑井の地上部)の研究開発((株)ティクスIKS)に取り組み、日本の地熱資源量2,347万kWの30%程度(最大)と推定される酸性熱水の利活用を可能とし、地熱発電の導入拡大を目指すという。

情報源 新エネルギー・産業技術総合開発機構 ニュースリリース
機関 新エネルギー・産業技術総合開発機構
分野 環境総合
キーワード 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | 海洋研究開発機構 | 名古屋大学 | 富士電機 | 地熱発電技術研究開発 | 酸性熱水 | 耐酸性 | 低付着 | 坑口装置 | ティクスIKS
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