林野庁は、「森林における生物多様性の保全及び持続可能な利用の推進方策」を公表した。この報告書は、林野庁が平成20年12月に設置した「森林における生物多様性保全の推進方策検討会」の検討結果をとりまとめたもの。その中で、森林生態系は野生生物の生息・生育の場や種・遺伝子の保管庫として、生物多様性の保全にとって最も重要な位置を占めるとし、国土の3分の2を森林が占める我が国では、森林そのものが国土の生態系ネットワークの根幹となって豊かな生物多様性を維持することや、森林計画制度の的確な運用を通じて持続的な林業活動を促し、様々な林齢からなる多様な森林生態系を保全することなどが、基本的方向として掲げられた。また、森林吸収源対策等の地球温暖化防止対策と生物多様性の保全及び持続可能な利用を、一体的な課題として取り組むことが重要であるとした。
情報源 |
林野庁 報道発表資料
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機関 | 林野庁 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 生物多様性 | 生態系 | 地球温暖化 | 林野庁 | 森林 | 野生生物 | 持続可能 | 林業 | 森林計画 |
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