環境省は、有明海及び八代海等の再生方策に関する委員会報告「有明海・八代海等総合調査評価委員会報告」を公表した。同省では、平成23年8月に改正施行された有明八代再生法(有明海及び八代海等を再生するための特別措置に関する法律)に基づき、評価委員会と2つの小委員会を設置し、調査検討を行ってきた。有明海及び八代海等の環境等について、1970年頃から現在までの汚濁負荷・水環境・生物の観点から整理がなされ、海域全体で目指すべき再生目標が設定された。また、生態系の構成や水産資源として重要と考えられるベントス(底生生物)の変化、有用二枚貝の変化、ノリ養殖の問題及び魚類等の変化が問題であり、個別海域毎及び海域全体で多くの関係者が協同して取り組むべき総合的な再生方策、今後の調査・研究開発の課題などが整理されている。
情報源 |
環境省 報道発表資料
環境省 報道発表資料 |
---|---|
機関 | 環境省 |
分野 |
自然環境 水・土壌環境 |
キーワード | 生態系 | 環境省 | 水環境 | 水産資源 | 環境再生 | 有明海 | 八代海 | 有明八代再生法 |
関連ニュース |
|