広島県は、平成30年度公共用水域等の水質測定結果を公表した。これは、同県が「平成30年度公共用水域等の水質測定計画」に基づき調査したもので、測定結果の概要は以下のとおり。1)水質環境基準の達成状況等では、健康項目は、河川29水系92地点、湖沼4水系4地点、海域6海域48地点で測定した結果、全ての地点において環境基準を達成した。生活環境項目は、河川38水系227地点、湖沼5水系8地点、海域6海域61地点で測定した結果、環境基準値を超える検体の割合は、河川15%、湖沼20%、海域17%であった。2)水域別の状況では、環境基準の類型が指定されている河川82水域、湖沼8水域、海域14水域について、BOD、CODの環境基準の達成状況は河川で94%、湖沼で75%、海域で29%であった。3)富栄養化の状況では、湖沼や海域において、生活排水等の流入による窒素・りん濃度の上昇(富栄養化)が原因となり、植物プランクトンが繁殖して赤潮や水道水源の利水障害が発生している。
情報源 |
広島県 環境情報サイト
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機関 | 広島県 |
分野 |
水・土壌環境 |
キーワード | BOD | 公共用水域 | COD | 広島県 | 富栄養化 | 生活環境 | 水質環境基準 | 健康項目 | 水域別 |
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