佐賀県は、令和元年度の公共用水域及び地下水の水質調査結果を公表した。
同県では、水質汚濁防止法の規定に基づき、国及び市町と連携して、河川や海域等の公共用水域及び地下水の水質調査を実施し、1年分をとりまとめて公表している。令和元年度の調査結果は以下のとおり。1)公共用水域では、健康項目は全地点で環境基準を達成した。健康項目は、59地点(河川30地点、湖沼3地点、海域26地点)において調査した結果、河川では4水域、湖沼では1水域、海域では3水域で環境基準を超過した。生活環境項目のBOD・CODの環境基準達成率は、河川(BOD)93.1%、湖沼(COD)0%、海域(COD)50.0%であった。また、富栄養化の度合いを示す全窒素・全燐の環境基準達成率は、湖沼0%、海域71.4%であった。2)地下水の概況調査では、11市町48本の井戸を調査した結果、1町1地区において新たな地下水汚染が確認された。また、汚染井戸周辺地区調査では、11市町59本の井戸を調査した結果、8市町20本の井戸について、トリクロロエチレン等6項目が、環境基準を超過した。なお、これらの井戸については、今後も引き続き監視を継続していくという。
情報源 |
佐賀県 記者発表資料
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機関 | 佐賀県 |
分野 |
水・土壌環境 |
キーワード | BOD | 公共用水域 | 地下水 | COD | 環境基準 | 水質調査 | 佐賀県 | 生活環境 | 水質汚濁防止法 | 健康項目 |
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