環境省は、令和2年度既存の再エネを活用した水素供給低コスト化に向けたモデル構築・実証事業の公募を開始すると発表した(公募期間:令和2年1月16日~2月21日)。同事業は、本格的な水素利活用の拡大によって中長期的な地球温暖化対策を推進することを目的とし、既存の再エネ発電施設等を活用した、製造から利用まで一貫した低コストな再エネ水素サプライチェーン実証を行うもの。今回、地方公共団体、民間事業者・団体等から、同事業の新規実施主体を募集する。令和2年度は、新規採択事業1件程度を想定し、事業費の合計が2億円以下となるよう、審査委員会のヒアリング審査を経て決定されるという。事業実施期間は、原則として3年度以内となっている。公募の詳細は、同省のホームページで閲覧できる。