環境省は、平成30年度大気汚染防止法の施行状況を公表した。これは、ばい煙発生施設等の届出状況及び規制事務実施状況を把握するため、都道府県等を対象に調査を実施しているもの。調査の結果、ばい煙発生施設数は217,116施設(平成29年度末:216,920件)となり、前年度より増加した。また、揮発性有機化合物(VOC)排出施設数は3,476施設(同:3,463件)、一般粉じん発生施設数は70,399施設(同:69,900件)となり、前年度より増加した。さらに、特定粉じん排出等作業(吹付け石綿等が使用されている建築物の解体等の作業)は20,177件(同:16,293件)で、前年度より増加した。一方、立入検査は44,037件(同:47,556件)実施され、行政指導が10,657件であり、同年度に実施した行政処分は、特定粉じん排出等作業において作業の一時停止命令を行った1件で、告発は0件であった。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 |
キーワード | 大気汚染 | 環境省 | VOC | 石綿 | 揮発性有機化合物 | 大気汚染防止法 | ばい煙 | 粉じん | 立入検査 | ばい煙発生施設 |
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