経済産業省は、国土交通省と合同で開催した「空の移動革命に向けた官民協議会」第4回会合において取りまとめた「空の移動革命に向けたロードマップ」を公表した。都市の渋滞を避けた通勤、通学や通園、離島や山間部での新しい移動手段、災害時の救急搬送や迅速な物資輸送などの構想を描いて、様々な分野の関係者が「空飛ぶクルマ」の開発を始めている。ロードマップには、2019年以降の「民」の先行的な取組(試験飛行、実証実験等)を受けて「官」が取り組む支援施策やルールづくりの項目が挙げられており、2020年代半ば(目標年次:2023年)からの一部事業スタート、2030年代以降の実用化の拡大といったステップが示されている。「空飛ぶクルマ」の利活用分野としては、物の移動、地方での人の移動、都市での人の移動に加え、災害対応、救急、娯楽等への活用が想定されており、機体の安全性や技能証明の基準等の制度整備や、安全性・信頼性を確保し証明する技術や自動飛行・運航管理・電動推進に関する技術開発の工程なども明記されている。
情報源 |
経済産業省 ニュースリリース
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機関 | 経済産業省 国土交通省 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 経済産業省 | 国土交通省 | ロードマップ | 電動 | 実証実験 | 自動運転 | 空飛ぶクルマ | 垂直 | 離着陸 | 試験飛行 |
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