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 国交省、青森県沖日本海(南側)と山形県遊佐町沖の洋上風力発電導入を促進

発表日:2024.04.26


  国土交通省は、青森港と酒田港を「海洋再生可能エネルギー発電設備等拠点港湾(以下『基地港湾』)」に追加指定した。同省は、洋上風力発電設備の設置・維持管理にあたり、重厚長大な資機材を扱うことできる埠頭が必要となることから、令和元年度に特定の埠頭を構成する行政財産を発電事業者に対し長期・安定的に貸し付ける制度を創設している。一方、経済産業省と連携し、「海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律(略称:再エネ海域利用法)」に基づく諸施策を推進している。これまで両省は計8海域において洋上風力発電事業者の選定を行い、令和5年10月には当該海域を「海洋再生可能エネルギー発電設備整備促進区域(以下『整備促進区域』)」に指定している。現在、整備促進区域に指定された青森県沖日本海(南側)と山形県遊佐町沖における公募が行われており、今回の基地港湾指定は青森港・酒田港を中心とする洋上風力発電の導入を後押しするものとなる。既に5港(秋田港、能代港、鹿島港、新潟港、北九州港)が基地港湾に指定されており、全国各地の洋上風力発電設備建設に拍車がかかると見られる。

情報源 国土交通省 報道発表資料
機関 国土交通省
分野 環境総合
キーワード 経済産業省 | 国土交通省 | 鹿島港 | 北九州港 | 酒田港 | 新潟港 | 秋田港 | 海洋再生可能エネルギー発電設備等拠点港湾 | 青森港 | 能代港
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