大日本印刷(株)(DNP)は、植物由来包材の出荷量から算出した2019年度のCO2削減量を公表した。同社は2010年より、サトウキビの廃糖蜜などを植物由来材料を一部に使用し、ライフサイクル全体におけるCO2排出量を10%以上削減できることを訴求した包材シリーズを提供している。また、環境への貢献度合いの可視化を目的として、当該包材シリーズの1年間の出荷量に基づくCO2削減量(石化由来製品比)の算出も行っており、2018年度の削減量は2,500 t、2019年度の削減量は森林面積239.4 ha(東京ドーム51個分)、杉21.4万本分のCO2吸収量に相当する3,000 tと試算している。政府の「プラスチック資源循環戦略」を念頭に置いて、今後も環境に配慮した多様なパッケージ開発を推進していくという。
情報源 |
大日本印刷(株) ニュースリリース
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機関 | 大日本印刷(株) |
分野 |
環境総合 |
キーワード | CO2 | プラスチック | CO2排出量 | サトウキビ | 包材 | 廃糖蜜 | プラスチック資源循環戦略 | 植物由来包材 |
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