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 サカタインクス、段ボール印刷に対応したバイオマスのインクジェットインキを開発

発表日:2020.07.27


  サカタインクス(株)は、段ボール用インクジェット印刷(以下「IJP」)向けのバイオマスインキを開発した。近年、段ボールの用途が運搬用だけでなく陳列棚を兼ねたスタンディングPOPなどに拡大していることもあり、従来の安価で大量印刷を目的としたフレキソ印刷だけでなく、必要な時に必要な分だけ製造するIJPが増加している。同社は、環境配慮製品の需要の高まりを考慮し、植物由来のバイオマス原材料を20-30%配合したUV硬化型インクジェットインクを開発した。同社の製造実績がある従来製品の特長である低臭気、高耐性、高柔軟性など段ボール印刷に求められる必要性能も満たしたうえで、インクジェットヘッドへの信頼性や高速印刷に資する同社の独自技術(顔料のナノ分散技術)を採用している。既に、同社が展開する独自のバイオマスインキブランドに追加されており、環境に配慮した製品のラインナップが拡充されたとし、同社は今後も持続可能な社会の実現(SDGsの達成)に向けた製品開発等に注力していくという。

情報源 サカタインクス(株) ニュース
機関 サカタインクス(株)
分野 環境総合
キーワード 植物由来 | 段ボール | 環境配慮製品 | SDGs | バイオマスインキ | インクジェット印刷 | フレキソ印刷 | バイオマス原材料 | 高速印刷 | ナノ分散技術
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