環境省は、名古屋港におけるヒアリの確認状況の続報を発表した。同省では、名古屋港において、令和2年9月17日に特定外来生物ヒアリ(Solenopsis invicta)が確認されたことを受けて、専門家、愛知県及び名古屋港管理組合の協力のもと、9月18日から23日にかけて、確認地点の追加調査及び防除を実施した。調査の結果、一定の規模のコロニーを形成しており、多数の有翅女王アリ(数十個体以上)を含んでいたことが確認された。確認された個体(1000個体以上の働きアリに加え、有翅女王アリ数十個体以上、有翅オスアリ1個体のほか、卵やサナギを含む巣)は、専門家の助言を受けながら、確認された箇所に殺虫剤(液剤)を集中的に散布・注入を行い、緊急的な防除を実施した。同省は、引き続き、引き続き専門家及び関係機関の協力を得て、確認地点における確実な防除を実施するとともに、繁殖可能な有翅女王アリが周囲に分散した可能性をふまえて、継続的な周辺調査を実施するという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 環境省 | 殺虫剤 | 特定外来生物 | 名古屋港 | 名古屋港管理組合 | ヒアリ | 働きアリ | コロニー | 有翅女王アリ | 有翅オスアリ |
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