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 北大、気候変動研究アライアンスの提言活動に参画

発表日:2020.12.14


  北海道大学は、2020年11月11日付けでInternational Universities Climate Alliance(以下「IUCA」)に加盟し、G20各国首脳に対する提言書の署名・発出に参加した。IUCAは、大学における最新の気候研究成果を広く共有する中心的なハブを提供することで、研究チームの大きな連携を実現し、世界の政策立案者等を支援するというビジョンを掲げる国際的な大学連盟。オーストラリアのニューサウスウェールズ大学が発起人となって2020年4月に発足し、2020年11月30日現在、世界22カ国・48機関が加盟している。今回、同大学を含むIUCA有志37機関は、G20各国首脳に向けて、COVID-19パンデミックの経験や教訓から学んだ科学的知見のグローバル共有や、専門家の助言に基づく迅速な行動の必要性、脱炭素化のための投資や、パリ協定に基づくネットゼロ排出に向けた取組を維持することの重要性などを提唱した。同大学は日本唯一のIUCA加盟校で、運営に関するミーティングやワークショップ・円卓会議などが、研究者の気候変動研究にかかる情報収集やネットワーク構築を図る機会創出につながるという。

情報源 北海道大学 新着情報
機関 北海道大学
分野 地球環境
環境総合
キーワード 北海道大学 | G20 | 脱炭素化 | パリ協定 | COVID-19 | パンデミック | International Universities Climate Alliance | 大学連盟 | ニューサウスウェールズ大学 | ネットゼロ排出
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