環境省は、オフセット・クレジット(J-VER)制度活用事業者支援事業における支援対象事業者の決定(第3陣)を行った。同省では、国内のプロジェクトで実現された温室効果ガスの排出削減・吸収量を、自主的なカーボン・オフセット用のクレジットとして認証する「オフセット・クレジット(J-VER)制度」を平成20年11月14日に創設。今回、平成21年12月11日までに応募のあった案件の中から、申請書作成支援では、内子町、王子製紙(株)、鹿島建設(株)の「森林経営活動によるCO2吸収量の増大」、愛媛県の「廃食用油由来のバイオディーゼル燃料の車両等における利用」、バイオソリッドエナジー(株)の「下水汚泥由来バイオマス固形燃料による化石燃料代替」の計5者、モニタリング報告書の作成・検証受検支援等では、鳥取県の「森林経営活動によるCO2吸収量の増大」、バイオソリッドエナジー(株)の「下水汚泥由来バイオマス固形燃料による化石燃料代替」の計2者を決定した。