環境省は、オフセット・クレジット(J-VER)制度活用事業者支援事業における支援対象事業者の決定(第2陣)を行った。同省では、国内のプロジェクトで実現された温室効果ガスの排出削減・吸収量を、自主的なカーボン・オフセット用のクレジットとして認証する「オフセット・クレジット(J-VER)制度」を平成20年11月14日に創設。今回、8月7日の第一次採択以降に応募のあった案件の中から、1)申請書作成支援では、国分(株)及び智頭町芦津財産区がそれぞれ実施する「森林経営活動によるCO2吸収量の増大(間伐促進型プロジェクト)」と、富山BDF(株)による「廃食用油由来のバイオディーゼル燃料の車両における利用」の計3者、また、2)モニタリング報告書作成・検証受検支援では、高知県などによる「化石燃料から未利用の木質バイオマスへのボイラー燃料代替」など計15者を決定した。なお、申請書作成支援については、12月11日(金)まで案件募集を延長するという。